あなたの友達が拒食症になったら

コラム
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私には拒食症を引き起こしていた友人がいた。

元々は普通体型の女の子。
長年付き合った彼氏に振られてダイエットを決意。

振られたショックが大きかったこともあり
食事量がどんどん減っていってたった数か月で見違えるほどに
カリカリの体を手に入れた。

けど、そこから彼女の地獄が始まった。

過去の経験から太ってしまう事を極端に恐れるようになってしまい、
気づいたころには周りの10分の1ほどしか
ご飯を食べられなくなっていた。

この時、私は彼女の生活に踏み込んで
ご飯を食べるように言葉をかけたり食事を渡したりしていた。

けど、今思うと、これは”してはならない行動”だったと思う。

家族ほど近い存在なら別だけど、
彼女の気持ちを分かり切ってあげる事は出来ないし、
きっと私の言葉は届ききらない。

ならせめて、これ以上ひどくならないように、
少しでも良くなってくれるように、
心の底から事しかできないんじゃないかと思う。

そして、それが叶うためには、
本人が変わることで、病気の原因が小さくなるか、
その原因があっても変われるだけの”何か”を見つけるしかない。

ネットでも拒食症の女の子に出会う事がある。

そういう子に対しても、私はどうにもできない無力感を感じる。
だからこそ、そうなる前に「痩せる事」への価値観を書き換えたいと思ってる。

女の子の今の理想の体型や生活を叶えることで、
人生を狂わされてしまわないようにする。

これは私なりのおせっかいだし、
興味がない人もいると思うけど、
少しでも私の言葉が届いてくれたら嬉しいと心から思う。

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